イイ奴だったんだ:マンUファーディナンドが池田小に花束を送る

イイ奴だったんだという言い方は失礼ですね(^^;


2001年の当時、ファーディナンドはリーズの同僚アラン・スミスと一緒に来日していました。その際のインタビューをスポーツ雑誌を見た記憶があります。あの頃のリーズはハリー・キューウェル、マーク・ヴィドゥカ、リオ・ファーディナンドアラン・スミスイアン・ハートらを擁してヤング・リーズと呼ばれ飛ぶ鳥を落とす勢いでした。二人ともいかにも生意気な若者、という風貌でしたけどね(笑


そのファーディナンドが2001年の事件を覚えていてその後もフォローし続けているという行動には感心しました。海外から来た外人さんが京都旅行をキャンセルして現場に駆け付けるという判断、また7年後にも花束を届ける、こういう行動は上辺の義務感ではできないことだと思いませんか?


http://www.nikkansports.com/soccer/world/fcwc/2008/news/p-sc-tp0-20081218-441287.html

マンチェスターUのDFファーディナンドが16日、01年6月に児童8人が殺害される事件のあった大阪教育大付属池田小に花束を贈っていたことが17日、分かった。同校関係者によると、花束には「悲しく痛ましい事件を思い起こし、哀悼の意をささげ、献花したい。この花を飾ってください」という本人のメッセージが添えられていたという。


ファーディナンドは事件発生当時、プライベート旅行で来日していた。同時期に開催されたコンフェデ杯の決勝フランス−日本戦(横浜国際)で選手が黙とうしていたことから2日前に事件が起こったことを知った。その翌日には、予定していた京都旅行をキャンセルし、池田小に出向いた。イングランド代表として02年W杯に出場するために来日した際には同校を訪れるなどしたが、今回、再び来日し、同校の地元のG大阪との対戦とあって、行動を起こさずにはいられなかったのだろう。