誤報問題:毎日新聞の間違った謝罪
厚生省の次官経験者が襲われた事件で、毎日新聞が誤報したが、謝罪の仕方がまずいのでさらに炎上している。
事実関係は以下の通り。誰が見ても単純な誤報。
- 前提:WikipediaではタイムゾーンとしてUTFを使用している。(従って日本とは9時間時差)
- 事件後「Popons」さんが次官経験者の名前に「×は暗殺された人物を表す。」という書き込みをした。
- 毎日新聞の記者が勘違いして事件の6時間前に「Popons」という人物がWikipediaに犯行予告をしていた!と誤報スクープ
- 報道後すぐ誤報が判明するも、深夜のため修正が間に合わず翌朝の新聞やニュースで流れてしまう。一部新聞では大きく「Popons」と見出しが載ってしまったところもある。
▼毎日大阪14版
訂正記事を出した毎日新聞ですがこれが酷い。
- 「犯行を予告するような書き込み」とあるのは毎日新聞の主観。事実は単純に事件の結果をWikipediaに記録しただけの書き込み。
- ハンドル名とは言え各新聞・報道に大々的に名前を流して犯人扱いした名誉毀損についてはスルー(w
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081119k0000e040034000c.html
おわび:「ネットに犯行示唆?」の記事について
元厚生事務次官の吉原健二さんの妻靖子さんが宅配便を装った男に胸などを刺されて重傷を負った事件について19日未明、「ネットに犯行示唆?」などの見出しで、ネット版の百科事典「ウィキペディア」に犯行を予告するような書き込みがあったと報じましたが、書き込みの時刻は事件前ではなく、事件の報道後でした。おわびして訂正します。
ハンドル名とは言え2chと違い固有のハンドルを使っていて「その人」と特定できるのだから当然謝罪すべきでしょう。