グアルディオラ監、エトーの移籍について語る

長文の記者会見なのでリンク先で全て読むことをお進めします。ロナウジーニョの世代がすぐ劣化してしまったように競争のないチーム、全てを勝ち取ってしまったチームはすぐ劣化する。だからと言って得点王だった選手を手放す決断をできるかはまた別。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/headlines/20090721-00000015-spnavi-socc.html

グアルディオラ監督「バルサにとってベストなのはエトーの移籍」

グアルディオラ監督は、3冠(リーガ・エスパニョーラチャンピオンズリーグスペイン国王杯)を達成した後でも、あえてメンバー変更を行うことの重要性を説いた。
バルサにとってベストなのは、エトーが移籍することだと確信している。わたしが間違えを犯す可能性? それも確かにある。だが、わたしはこの手のテーマについて決定を下すためにここにいる。あらゆるタイトルを勝ち取った後だからこそ、われわれはメンバーを変更する必要がある。この決定は、選手としての経験をもとに導き出したものだ」


グアルディオラ監督は今回の決定について「戦術的な理由ではない」ことを強調すると同時に、監督としての直感であることを素直に認めた。
「われわれはこれまで、彼の調子が良いときには勝利を収め、調子が悪いときには勝利が得られなかった。従って、この判断に戦術的な理由は存在しない。彼はこれまで、チームのためにいかなる犠牲的なプレーを要求したときでも、それを忠実に実行してきた。彼の態度に問題などないし、理由を探す必要などない。わたしは選手の性格を変えるためではなく、可能な限り多くの試合に勝つためにここにいるのだ。繰り返し言うが、これは戦術的な理由からくるものではなく、いわば“フィーリング”のような感覚的なものだ。今回の件について、人々が驚いていることは分かっているが、この種の決定を論理的に理解してもらうための説明など存在しない。わたしが伝えられるのは『新シーズン、どの選手を戦力として計算しているか』という結論だけだ」