Rubyはwindowsの夢を見るか?

タイトルに深い意味はないです。高橋さんが今度MSのコミュニティ担当な方と話すらしくて、Rubyの開発に関してなんらか協力できる部分があるか、まずはruby-devとrubyの会MLに質問を投げています。確かに現状RubyWindowsサポートは十分とは言えないので良い方向に向くといいですね。
スレッド的にはこの辺り http://blade.nagaokaut.ac.jp/cgi-bin/vframe.rb/ruby/ruby-dev/38145?38125-38146
#下記は引用ですので正確な文脈は元スレッドの方をご参照ください。

[ruby-dev:38145] MSの方との相談に先立って

--中略--
私の方で耳にした・思いついたのは以下のようなことです。

  • 古いOS/新しいOSでの動作検証が十分ではない(ことがある)
  • 古いコンパイラ/新しいコンパイラでの動作検証が十分ではない(ことがある)

そもそもWindowsは、Ruby 1.9.1では「Supported」ではなく「Best effort」ですよね。これを「Supported」にするには、

(1) make test-allが定常的にほぼERROR 0
(2) Nightly build, Nightly test環境がある

の2点をなんとかすればよいんでしょうか。で、(2)は資源の問題、(1)は人の問題なんでしょうか。

この辺りのこと(あるいはこれ以外のWindows関連の課題)を教えていただければ助かります。よろしくお願いいたします。

で、なかむら(う)さんから面白い突っ込みや

> 今度マイクロソフトでコミュニティの担当をされている方と、一度お話をさせて
> いただける場を設けていただいたので、Rubyの開発に関する協力の相談
> (そもそもできるかどうかも含めての相談)をしてこようと思っています。

何語で会話するんでしょうか?

Yuguiさんなどから無制限のテクニカルサポートが必要、との課題が上がっているようです。

実は、まつもとさんと「Limitedly supported」のようなサポートレベルが必要
ではないかと話していました。そのときはSymbianを想定していて、たとえば
forkはサポートしないということにせざるを得ないんですよね。何らかの具体的
な「サポートしない機能一覧」に基づいてテスト実行を除外して、それ以外のテ
ストが上手く動くことをもって「Limitedly supported」としようか、などと話
していました。

で、Rubyのフルセットの機能はやはりPOSIX+αなunix互換システムを想定して作
られているので(forkとか)、それ以外のシステムが「limitedly supported」に
成るのは仕方がない部分はあります。ですから、windowsも「limitedly
supported」を目指す手はあるかもしれません。
--中略--
そして、「windowsでは原理的にサポートできない機能リスト」を詰めていくに
あたっては無制限のテクニカルサポートないしカーネルに通じた担当者への窓口
があると良いと思います。