チャンピオンズリーグ2ndLeg展望

あっという間に2ndLeg。CLらしい丁々発止の戦術合戦が見られそうなのはリヴァプール戦、マンU戦。バルサvsリヨンも好ゲームになりそうだがリヨンはベンゼマ負傷離脱らしいので厳しいか。

リヴァプールvsレアル

1stLegは0-1でリヴァプール。レアルはアンフィールドで2点差以上で勝つ必要があり圧倒的に不利。リヴァプールに退場が出るとかしないと厳しいのでは。リーグ戦で後退しつつあるベニテス的にも勝ち抜けないと首が危ない。

ユベントスvsチェルシー

1stLegは1-0でチェルシー。ユーベの勝ち抜け条件はホームで2点差以上で勝利。チェルシーがそのまま押し切るのではないか。監督の采配力から見てもヒディンクvsラニエリではラニエリの歩が悪い。

マンUvsインテル

1stLegは引き分け。マンUの勝ち抜け条件は勝利。アウェーゴールがある分1-1でインテル勝利は十分可能だろう。

ローマvsアーセナル

1stLegは1-0でアーセナル。ローマの勝ち抜け条件はホームで2点差以上で勝利。ローマは2点取る攻撃力あると思うが問題はアーセナルがどう出るか。2点取られようがアーセナルが1点取れば良いという意味ではアーセナルが丁々発止の中盤戦を挑む可能性はある。一方で今のアーセナルに4-5-1で守って得点されてから反攻するという器用なゲーム運びができるか、また一点取られた後に終盤どたばたせずに守りきれるかは微妙。前半は無理せず0-0御の字で戦って後半エドゥアルド、ウォルコット投入で勝負がベストか。


負傷や中盤押し込まれて来た場合中盤の交代オプションがソングだけなのは厳しい。アーセナルのスタメンは4-2-3-1でサニャ+トゥレ+ギャラス+クリシ、デニウソンディアビ、エブエ+ナスリ+ベントナーファンペルシ。ローマは累積のデロッシと今季絶望のシシーニョが出られない。離脱していたピサロトッティは間に合うようだ。ピサロ、ベロッタ、ブリーギのいずれかが中盤の底でナスリを見ることになるだろう。ピサロ以外は飛び出しに特徴があり守備に追われてくれればラッキーだが戦術家のスパレッティ的には4-2-3-1対策とともになんとかしてくるだろう。


今までローマは4-3-2-1または4-3-1-2のクリスマスツリーを使って来た。しかし3の部分がアーセナルの3と同数だと守備的に苦しい。逆にローマがポゼッションしてアーセナルの2の部分で戦えればローマにも分があるだろう。