カルピスのアレルケアで花粉症・アレルギー対策

花粉症、つらいですね。カルピスのアレルケアで花粉症・アレルギー対策ができるというので購入してみました。即効性はないが人によっては劇的な改善が見られるそうです。
花粉症対策のアレルケア

以前たつをさんの所で紹介されていたのを思い出したので。正式な商品名は「インターバランスL−92アレルケア」。
説明が長いけどアレルギーに反応する体内機構としてヘルパーT細胞がある。これにはTh1細胞とTh2細胞の2種類ある。で研究した結果Th1とTh2のバランスがTh2に傾いてると花粉症になる。ということらしい。カルピスのL-92 は、Th1 を元気にし、Th2 を抑制し、Th1/Th2 のバランスをとる制御T細胞も元気にする。60粒ということで1日二粒で一ヶ月程飲み続けてみる予定。

インターバランスL-92 アレルケア 60粒ボトル

インターバランスL-92 アレルケア 60粒ボトル

アレルケアが花粉症に効く理屈

http://chalow.net/2008-01-23-2.html

花粉症発症メカニズム。ヘルパーT細胞というのがポイント。
こいつが異物を排除する。
ヘルパーT細胞には、Th1 細胞と Th2 細胞がある。
花粉には Th2 が対応する。
で、途中いろいろあって(*)ヒスタミンってのを放出。
それがくしゃみ・鼻水・鼻づまりのアレルギー症状を引き起こす。
これは異物を外に出すための症状。


(*) 「いろいろ」の流れ:
Th2(ヘルパーT細胞)→IgE→肥満細胞→ヒスタミン→アレルギー症状。


新生児は Th2 が Th1 よりも優位。
いろいろ汚いものに接触することにより Th1 が元気になる。
で、成長すると Th2 と Th1 が同じくらいになるのが正常な状態。
ところが、最近は衛生環境がよくなったので、
Th1 が元気になる機会が減って Th2 が優位なまま
(公衆衛生が良くなったので花粉症が増加したという衛生仮説)。
Th1 と Th2 のバランスが Th2 に傾いてると花粉症。


で、アレルギーモデル動物で実験。
L-92 に IgE を減らす効果があることを確認。
(しかもこれで作った発酵乳は味も良い!)


実際に L-92 な発酵乳で試験。プラセボ効果も考慮。
→効果あり!
鼻は効果いまいちだけど、眼の症状改善効果は認められた。
症状緩和に有効であると言える。


花粉曝露試験も行った。L-92 タブレットで実験(プラセボあり)。
条件をコントロールできる花粉曝露室(花粉入りの密室)で試験。
→効果あり!
しかし花粉曝露室、嫌だなあ…。想像するだけでムズムズ。


まとめると、L-92 は、
Th1 を元気にし、Th2 を抑制し、
Th1/Th2 のバランスをとる制御T細胞も元気にする。
よって、花粉症に効果あり!
といった感じです。