全ての検索結果に「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります。」と表示される:Google先生ご乱心

帰宅中にtwitterで祭りが起きていたのだが、昨夜23時過ぎにGoogle先生がご乱心、全ての検索結果に「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります。」と表示される障害が発生しました。ブラックリストに"/"を含むものを入れてしまい全URLが対象になってしまうという人的ミスだった模様。この仕組みはGmailの迷惑メール管理にも使用されており、現在復旧作業中とのこと。月曜日には念のため迷惑メールフォルダを眺めてみた方がよいかもしれません。
 

http://googlejapan.blogspot.com/2009/02/blog-post.html

全ての検索結果に「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります。」というメッセージが表示された件について

日本時間 1 月 31 日 23 時 30 分から 2 月 1 日 0 時 25 分の間に表示された全ての検索結果において「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります。」というメッセージが表示されていました。単純な人的ミスが原因です。
ユーザーの皆様に大変な御迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。


Google では、ユーザーに対して損害を与える可能性のあるソフトウェアを密かにインストールする可能性のあるページが検索結果にあらわれた場合、「このサイトはコンピューターに損害を与える可能性があります。」というメッセージを付与しています。これはコンピューターに損害を与える恐れのあるサイトからユーザーの皆様を保護するために行なっており、損害を与える可能性のある URL のリストは人的および機械的に管理されています。このリストは、StopBadware.org という非営利団体と共同で管理しており、ウェブオーナーの方々はそのリストからご自身のサイトの URL を簡単に除外することができるようにしています。


我々は定期的にこのリストの更新をしており、昨晩も新たに更新されたリストをリリースしました。誠に遺憾なことに単純な人為的ミスにより、この更新されたリストのなかに "/" というパターンが誤って混入していたため、全ての URL がこのパターンにマッチしてしまう、という事態が発生しました。エンジニアリングチームが問題を迅速に発見しリストの訂正を行ないましたが、約 40 分間、誤ったメッセージが表示されてしまいました。