Dropboxを起動したままMacをスリープするとCPUが100%になる件

MacBook(OS10.5.6)で。たまにカーソルがグルグルになると思ったらそんなことに。他にも事例があるようだ。

Dropboxは一言で言っちゃえばオンラインストレージなんだけど昨年登場した新サービスの中で多くの人がNo.1に上げた逸材。これの便利さは同期とかアップロードを意識しなくて良い、という所にある。アプリがフォルダを監視して勝手に同期してくれる。ところがCPU100%で起動し直しとかだとDropbox起動しっぱなしで良い、というメリットが失われてしまうではないか!スリープから復帰直後は当然オフラインなのであったはずのネットワークを探して100%になってしまうのだろうか。うーむ。

オンラインストレージといえば、Biz.IDでもたくさんの記事を書いていてお馴染み。特に需要が高いのが大容量ファイルのやりとりだろう。「宅ふぁいる便」とか「Internet Disk」とか、もしかしたら「Yahoo!ブリーフケース」とか。


でも、Dropboxは普通のオンラインストレージとちょっと違う。大容量ファイルのやりとりもできるけれど、次のような困り事を解決してくれるのだ。

  • 複数のPC(Mac含む)でデータを同期しておきたい
  • PCが壊れたりなくしたときに備えて、データをバックアップしておきたい
  • ファイルを誤って上書きしたり、消してしまったりしたときに、元に戻したい
  • チームで各種ファイルを共有したい

つまり自宅、出先、勤務先で異なるPCを使っていても、同じ作業中のファイルを扱える。意識して、外付けHDDなどにバックアップを取らなくても、自動的にバックアップしてくれる。誤ってファイルを消してしまったり、「あ、やっちゃった!」という上書き事故のときも、元に戻すことができる。さらに、みんなでファイルを共有して作業することだってできる。


導入と操作は驚くほど簡単だ。Dropboxのアカウントを取ったら、サイトから専用アプリケーションをダウンロード、インストールする。すると、「マイ ドキュメント」内に「My Dropbox」というフォルダが作成される。


その後は、この「My Dropbox」というフォルダ内に保存したファイルは、自動的に同期/バックアップなどの対象になる。普通のフォルダと違いを意識する必要はなく、普通に操作すればいい。


別のPCにもアプリケーションをインストールして、同じアカウントでログインすれば、2つのPCの「My Dropbox」フォルダの内容は勝手に同じになる(同期される)。もちろん、異なるアカウントでログインして、「My Dropbox」内の個別のフォルダを共有設定してもいい。