朝から大爆笑「新たにできた自由時間を使用して、悪と戦うのです!」

朝から大爆笑。高橋征義さんの日記より。
高橋征義さんがこういう話をマシンガントークで語ったり語らなかったりする「このコンピュータ書がすごい! 2009年版」(2009/01/10 18時からジュンク堂池袋本店にて)はまだチケットがあるそうです。お申し込みはお早めに。
http://www.junkudo.co.jp/newevent/evtalk.html#20090110ikebukuro


http://d.hatena.ne.jp/takahashim/20081221#p1

『エンジニアのための時間管理術』の一番すごいところは「おわりに」だと思う

この企画というか、選書についてはまた後で何か言うかもしれませんが、ここで書いておきたいのは宮原さん(OSCではお世話になっております)の勧める『エンジニアのための時間管理術』について。


この本、私も好きな本です。が、非常に残念なことに、私がこの本の中で一番好きなポイントが、この評には書かれていないのです! ショックでかい。というわけで、僭越ながら不肖私が書いておきます。


本書はある種の「ライフハック本」と見なすことができます。ITエンジニアの中でも、ネットワークエンジニアの業務に特化したそれです。が、本書は最後の最後でその枠組みを越えます。この本の「おわりに」では、凡百のライフハック本では触れられない、重要な問いかけとその答えが書かれているのです。
それは、「自身の業務を効率化したためにできた時間を使って、何をするか」です。

 本書のテクニックを実践すれば、毎週数日とまではいかないにしても、数時間は節約できるかもしれません。1日に1時間程度節約すれば、週4日の労働時間で同じ量の仕事をこなすことができます。
 では、この自由時間を使って何をしますか。

この本では、それに明確な答えを与えます。

筆者にもっとよい考えがあります。
この新たにできた自由時間を使用して、悪と戦うのです。

……ええええええ。これはちょっとやばいんじゃないの? と一瞬思ってしまうのですが、筆者の主張は実際にはさほどエキセントリックなものではありません。続く一文では、こう語っています。

筆者が毎日のように目にする最もありふれた悪は、家族と過ごす時間を会社に奪われることです。