はてなに「なぜRubyのドキュメントは貧弱なままなのか教えてください」という質問が

Rubyにシニカルな回答が多くて萎える。一般ユーザからはそういう見方なのかなあorz。不足していると思うなら参加するチャンス、というポジティブな見方はどうかしら。もし自分でも参加したくないと思うのなら他人に求めてもしょうがない。

私個人は良い言語設計者であることと良いドキュメントを書けることor整備できるだけの体制は別物だと思っているのでまつもとさんが良い言語設計者であることだけで十分満足している。言語が成功するのは奇跡的なことでほとんどは死屍累々で廃れていくのだから。

http://q.hatena.ne.jp/1228299144

日本人の手によって開発されたプログラミング言語なのに、なぜ他言語 (英語) のほうが充実しているのか理解に苦しみます。

回答返しておいたが後で何か追記する。

はてなに投稿した回答

下記はrubikitchさんから「Rubyリファレンスマニュアル刷新計画」について回答があったのを受けて私からも回答。

既に人的リソースが足りないから、という理由が提示されていますので補足を。


英語の方が充実しているのは英語の方が圧倒的に利用者が多いからです。またRubyRailsに対する注目が急に高まって追いつかないからです。例えばRailsRubyユーザの多数を占めていると思いますがアメリカのRailsConf 2007は1200人でRuby会議の数倍規模です。日本ではまだRails単独でカンファレンスが開かれていませんが、それだけのユーザ規模がないからです(と言っても数百人規模でいると想像しますが)


■「RailsConf 2007の定員は1,200人」
http://d.hatena.ne.jp/ogijun/20070206/p2
■「スピーカーやスタッフも含めたRubyKaigiの開催規模は年々拡大しています。2006年は約200名,2007年は約400名,2008年は約600名でした」
http://gihyo.jp/news/report/01/rubykaigi2008/0003?page=3

ところでRubyConfやRailsConf2008の開催規模(定員)を調べたのだが見つからなかった。誰かご存知ですか?

「まつもとさんは技術に関してはモヒカン族

また、まつもとさんは楽天の技術研究所フェローという立場に就任しながら、同社が主言語としている言語を公式の場で批判している記事を読んだりして、それを聞いた開発者がどう感じるかまで思いが至らない人なのかもしれないと感じたりしました。それで、開発者本人と Ruby を支えるコミュニティと何らかのすれ違いがあってもおかしくないのではないかと邪推したまでです。

というコメントをいただいたので追記すると「まつもとさんは技術に関してはモヒカン族」なので技術的に良くない、と思えばそう発言する人です。そういう人だと認識されていると思います。

Yuguiさん曰く
http://twitter.com/yugui/statuses/957565245

Matzはにこやかなモヒカン族だからなぁ。

高橋会長曰く
http://d.hatena.ne.jp/takahashim/20080201#p1

一部では誤解があるかもしれないのですが、まつもとさんという人は、普段は温厚そうに見えても(実際温厚だと思いますけど)、プログラミング言語に関してはモヒカンなひとなのです。そして、プログラミング言語コミュニティというサザンクロスシティでは箸を上げ下げするような感覚でハンドアックスを飛ばしあっているわけですよ。

技術論であいまいな発言をすると「Matz likes Merb」といった騒動(でもないか)を招くことになったりします。

事実:
カンファレンスで Rails について聞かれる→「あぁ、いいですね」
カンファレンスで Merb について聞かれる→「あぁ、いいですね」
結果:
Merb開発側がプロモーション的に「Matzが好評価」と言質を利用