「井上雄彦 最後のマンガ展」@上野の森美術館を見てきた
「井上雄彦 最後のマンガ展」@上野の森美術館を見てきました。
mixiの美術館コミュで感動で涙した人続出らしいのです。
▼9:30 超並んでいる。暇なので数えたら200人くらい。
ちなみに土日は前売券があるが6月中は売り切れており当日券しかない。
これは当日券を求める行列。
▼9:30〜10:00 高橋征義さんに感化されて新井素子の「グリーン・レクイエム」を読む。
▼10:00 行列が動き始めた。ちょうど「グリーン・レクイエム」読み終わったので目線を上げると…
▽うおーすげー。
これは、のっけからやられた!新井素子に夢中で見てなかったってのもあるんだけど目線をあげたら宮本武蔵が壁一面に展開だから。予想外。想定外。体にびびっと電気が走ってしばらく目が離せなかった。
▼10:30 13時からのチケットを手に入れた!9:30に並ぶと11時以降のチケットは手に入るようだ。
しかし私の後ろにも300人以上の行列だったので当日券は午前にははけてしまうだろう。
▼10:40 移動。暇潰しに「バウハウス・デッサウ展」を見に行く。
▼11:00 東京芸術大学美術館に到着。
展示内容は以下。工業デザインスキーにはたまらない。
http://www.bauhaus-dessau.jp/
1919年にドイツ、ヴァイマールに誕生した造形芸術学校、バウハウス。
ヴァイマール、デッサウ、ベルリンと拠点を変え活動し、1933年、ナチスの台頭とともに閉校を余儀なくされたバウハウスは、しかし、75年経った今も、世界中のデザインや建築に大きな影響を与え続けています。
本展は、バウハウスを広く近代史の中に捉え直したうえで、デッサウ期に焦点を当てるものです。バウハウスの短い活動期間の中で、創設者ヴァルター・グロピウスの理想がより具体化されたのは、デッサウの地においてであったといえましょう。マイスターたちによる基礎教育の成果を示す学生作品から、工房製品、舞台工房の上演作品資料、絵画、写真まで、バウハウスの豊かな活動を紹介します。またバウハウスの最終目標であった建築について独立したセクションを設け、図面、マケット、映像によりデッサウ期の活動を取り上げます。
出品総数260点余りのうち241点はドイツ、デッサウ市にて活動するバウハウス・デッサウ財団所蔵のコレクションであり、146点が日本初公開となります。
ついでに高橋由一の「鮭」を生で見てきました。教科書にも載っているので知っている人も多いはず。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ %E9%AB%98%E6%A9%8B%E7%94%B1%E4%B8%80
http://ja.wikipedia.org/wiki/ %E7%94%BB%E5%83%8F:Sake-02_ph01.jpeg
▼12:20 芸大の売店をぶらつく。
ガシャポンまでもこのクオリティ。「石膏デッサン入門」に「大作曲家図鑑」(w
▼12:30 上野動物公園の脇でピザを食べる。オープンカフェで気持ちが良い。
▼13:00〜13:30 ゆっくり閲覧できるよう入館制限とのこと。
スタッフTシャツを撮らせてもらったりする(w
▼13:30〜15:00 館内…は撮影禁止です。
内容はネタばれるので書きませんが空間や駒、素材の変化を使った目線の誘導、筆・ペン・鉛筆などタッチの違いによる変化など、井上雄彦さんさんの力量を存分に堪能。
もう一回行ったらまた新しい発見があるのだろうと思うほど良かった。これで1500円は安い!