アーセナル、ACミランに完勝!セスク、アデバイヨル!!

アーセナルが終盤セスク、アデバイヨルが得点してACミランに完勝しました!
素直に嬉しい。ミランの世代交代を促す一撃となった歴史的な勝利。
ミラニスタも同意されると思いますが、一つのサイクルが終わったな、と。
昨季カカのスーパーな活躍に隠れて世代交代が遅れた感もあります。
(http://www.arsenalpics.com/pictures_700890/ Cesc-Fabregas-celebrates-scoring-the-1st-Arsenal-goal-with-Emmanuel-Eboue.htmlより)

(uefa.comアーセナル、ミランの連覇の夢砕く」より)


言うまでもないですがミランは昨季のチャンピオンズリーグ勝者。直近ではクラブワールドカップで日本人にも地力の差を示したばかり。そのミランに勝ったことで、今までプレミアや欧州サッカーファンだけに知られていたアーセナルの強さ・美しさが一般にも知れ渡るきっかけになるでしょう!

事前予想は互角

2ndLegを前にして、アーセナルには色々不安要素がありました。

結果:アーセナルACミランを質・結果ともに圧倒

一戦目ホームのアーセナルが押し込むのはお互い予定通りだったでしょう。耐えきったミランは2ndLeg、自分たちのペースで勝利する形をイメージできたろうと思います。確かにアーセナルは勝利できませんでしたがミランにも幾つか誤算があったでしょう。

  1. ホームではミランがポゼッションできると思っていた
  2. アウェーゴールを取れなかった<逆にアーセナルは得点して引き分け以上という単純な方針に絞れた
  3. アーセナルを180分無失点に押さえることは(確率的に)難しかった
  4. カカ(不調)、セードルフ(負傷欠場)、ロナウド(長期離脱)など、得点能力が落ちていた

アーセナルの戦術

基本的にアーセナルにはポゼッションして押し込む、以外の戦術はない。です。と思います(爆。先制点を取ったら多少運動量を落としてカウンターで駄目押しします。たまたま先制されてしまった場合、後半最後まで運動量で圧倒し、終盤相手が耐えきれなくなって逆転します。


僕が把握している範囲で今季の戦術は下記の通りです。

  1. 開幕10戦前後:ファンペルシ、アデバイヨルをトップに置く4-4-2。
  2. ファンペルシ負傷後:
    • アデバイヨルをトップ、フレブをトップ下に置く4-5-1。
    • 中盤を厚くしてセスク、フレブ、フラミニがトップへ飛び出す。
    • アデバイヨルも左に流れることが多くいわゆるゼロトップ系統。
  3. お疲れな年末年始:
    • アデバイヨル、エドゥアルドの2トップな4-4-2。
    • 中盤お疲れで運動量、飛び出しがきつくなってきたので2トップにして的を増やした?

レギュラーは
GK:アルムニア
DF:左からクリシ、ギャラスコロ・トゥレ、サニャ
MF:左からロシツキ、フラミニ、セスク、フレブ。準レギュラーは右のエブエ、左のディアビ
FW:アデバイヨル、エドゥアルド、準レギュラーはウォルコットベントナー