クロアチア、ワールドカップ予選の難関を一つ乗り越える

同組のイングランドは一位確定として、クロアチアは2位確保によるワールドカップ出場を目指しています。しかし今後の対戦日程が厳しいことからアウェーでもライバル国に勝つことが求められていました。例えば日本がアウェーでイランや韓国に勝たなければという状況。ユーロでのセンセーションやアーセナルエドゥアルドがいることから、私も応援しています。

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歓喜の一夜を満喫するビリッチ監督

再戦

これで7試合を終えたクロアチアは、勝ち点を14に伸ばして2位に浮上。首位イングランドには勝ち点7の差をつけられているが、3位ウクライナに同3差、9月5日にも地元ザグレブで対戦する4位ベラルーシには同5差とリードを広げた。そのベラルーシとの再戦を忘れていないビリッチ監督は、グループ2位の成績上位8チームの一角としてプレーオフに進出するためには、やるべきことが残っていると警告した。「幸福感に浸っている場合ではない。ベラルーシにもワールドカップ出場の可能性はまだ残っているのだから、ザグレブでの一戦は難しい試合になるだろう」

エドゥアルドを称賛

さらにビリッチ監督は、4月末以来となる実戦復帰をゴールで祝ったアーセナルFCのFWエドゥアルドを称賛した。「エドゥアルドは違いを生み出せる選手だと何度も言ってきた」とビリッチ監督。「彼がいなくても前回のEUROでは勝てたかもしれないが、エドゥアルドはチームにさらなる深みを与えてくれる貴重な存在。彼がいれば他の選手の能力も20パーセントがた向上する。このチームにとってはイブラヒモビッチエトーのような存在だ」

「パワフル」

エドゥアルドも言葉を付け加えた。「僕たちの方が優れていることを証明した。あと2、3点は奪えたが、1-0の勝利でも素晴らしい結果だったと思う。しかし、これでベラルーシの敗退が決まったと考えるべきではない。ザグレブでの再戦は、さらに難しいものになるだろう」。その試合が待ちきれないFWオリッチは、「うちはフルメンバーがそろえばパワフルなチームになる」と語った。「ベラルーシも悪い代表ではないが、われわれは非常に良かった。今のチームにはとてもいいフィーリングを感じる。気分が良かったので、まだまだプレーすることができた。まるで選手全員がピークを迎えたかのようだったね」