VMware Server2.0のリモート管理方法
VMware Server2.0のリモート管理方法を色々調べている。まずね、VMwareは製品名をころころ変えるのは止めた方がいいと思う。WEB上にも情報があるがどの製品に対応しているのか混乱するばかりだ。
無償の仮想化選択肢:VMware ServerとVMware ESXi
仮想OSが作れる無償の選択肢としてはVMware ServerとVMware ESXiがあるがそれ以外の選択肢もまとめる。ハイパーバイザ型はホストOSなしでハード性能を引き出せるので性能的に有利。ただしインストールハードに制約(指定)がある。CookPadなどで採用例あり。今回はハード調達済みだったのでVMware Server2.0を使用。
製品名 | 特徴 | 有償/無償 |
VMwarePlayrer | 仮想マシンの実行専用 | 無償 |
VMwareServer | 仮想マシンの新規作成、実行、管理ができる | 無償 |
VMwareWorkstation | デスクトップアプリとして稼働。VMwareServerはサービスとして動く | 有償 |
VMwareInfrastructure | ハイパーパイザ型。負荷分散系など含む。ESXiは無償、上位は有償 | 無償/有償 |
VMwareServerの管理画面
通常VMwareServerの管理はWEB UIから行う。ではhttp/https/sshだけ空いているホストをリモート管理するにはどうすれば良いか?ポートが空いていれば「Virtual Infrastructure Client」という手もある。詳しくはこちら。ダウンロード方法が調べてもわからなかったのだが、Windows用のVMwareServerをインストールするとWEB管理画面のリンクからダウンロードできる。
参考:http://omake.accense.com/wiki/VMwareServer2VIClient
VMwareServer2.0をコマンドライン管理する
これは良記事!VMwareServer2.0はもちろんコマンドでも操作できる。ツールとしてvmware-vimsh、 vmware-vim-cmdが用意されている。例えば下記コマンドはvmidの仮想OSを起動するコマンドである。
VMware関連本
VMware徹底入門は総論っぽい感じ。製品の違いなどお勉強にいい。ムックの方は実践的で使える記事が多かった。
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